「溝普請」

1/2住む 都会と田舎の違い

みなさん、こんにちは。

地方と都会に二分の一住むという選択

ココトココ事務局です。

今回は、「溝普請」(みぞふしん)について、ご案内します。

「溝普請」(みぞふしん)とは、田んぼに引き入れる溝や水路、防火用水などを掃除することで、地域住民が集まっておこなう作業です。 「普請」(ふしん)とは、広く平等に奉仕を願う事であり、公共の社会基盤を地域住民で修繕・維持する事を指します。もちろん、私たちが住む里山でも、年間行事で年2回ほど溝普請があり、先日参加してきました。

その溝とは、「農業用水路」(用水路・排水路)で、田畑に農業用の水を導くもののほか、集落内の生活排水を下流の河川に流す役割を果たすものもあります。この農業用水路の草刈・掃除や泥上げのような、農業用水路を利用するために必要とされる日常的な維持管理は、地域住民で行うようになっているんですね。都会ではお目にかかれないシステムですよね~(笑)

過去のブログにも書きましたが、一見「これは行政か農業従事者の仕事では?」と思うような作業ですが、我が家に降り注ぐ雨水も、この用水路を利用して流れていきますし、また、この溝普請が地域住民同士の交流や情報交換にもなっていて、身体は大変ですが、地域にとって大切な行事です。

ちなみに、作業時間は、私が担当する場所は、概ね3時間程度。各世帯から1名必須で参加する規則で、もし不参加の場合は、欠席分のお金を徴収する仕組みです。厳しいっ!(笑)この「溝普請」が終わると、いよいよ田植えが始まります。水が入った田園風景に変わると、新しい季節感を漂わせる景観となります。地域には、カエルの大合唱が鳴り響きますよ!(笑)

ご相談、質問などございましたら

「ココトココ」事務局までご相談ください。

「二拠点」経験者が、お話を伺います。

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