復興の知見を活かす地域創生セミナー
みなさん、こんにちは。
地方と都会に二分の一住むという選択
ココトココ事務局です。
明日で東日本大震災の3.11を迎えますね。今一度、減災・防災への意識を高めたいと思います。先日、3月2日に神戸にあるコワーキングスペースを会場に、宮城大学が主催の公開講座に登壇してきました。
前半のキーノートスピーチでは、環境復興とコミュニティ復興をテーマに、それぞれ2名ずつの教員による事例報告をしていただきました。
最初に、福島原子力発電の取り組みを行われていた、小沢晴司(おざわ・せいじ)先生より、
「東北での地震、津波、原子力災害対応を通じて考えること」でご講演いただきました。
次に、津波で被害を受けた農場の復興に従事された、千葉克己(ちば・かつみ)先生より、
「津波災害からの農地の復旧や農業の再興にはどんな工夫が必要なのか」についてご講演いただきました。
次に、コミュニティ復興をテーマに、石田祐(いしだ・ゆう)先生から、「震災復興から平時、平時から災害時におけるNPOの課題と展望」についてご講演をいただきました。
そして、ソーシャルビジネスを東北で展開された佐々木秀之(ささき・ひでゆき)先生は、「震災復興における合意形成とアプリによるファシリテーションサポートシステム」についてご講演いただきました。
後半の2部は、不肖ながら私が話題提供として、3,11の震災直後からの活動や、現在兵庫県にて、二拠点居住の可能性を研究と実践について、お話をさせていただきました。
コロナの影響で、顔を突き合わせた交流が遠ざかっていましたが、このように宮城から兵庫にお越しいただき、交流が復活できたことは、何より良い機会になったなと改めて思いました。特に減災・防災分野は、災害が起きないことの方が多いため、どうしても後回しになりがち。しかし、このような機会を通して、少しでも災害への備えに目を向ける機会を活かしていくことは大事なことだと思った次第です。
今後もこのような機会を継続的に創っていきたいと思います。会場にお越しいただいた皆様、オンラインで参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
ご相談、質問などございましたら
「ココトココ」事務局までご相談ください。
「二拠点」経験者が、お話を伺います。
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