フリースクール「森の学校」開校
みなさん、こんにちは。
地方と都会に二分の一住むという選択
ココトココ事務局です。
今回のブログは、兵庫県多可町で「森のようちえん こころね」を運営している代表のKANAさんからの投稿いただいたブログをご紹介します。二地域居住の障壁に「教育」があります。都会に住む子育て世代においては、子どもの通園通学が障壁になり、地方への二地域居住が進めにくい課題があります。そのため、ココトココでは今後、「森のようちえん」、「フリースクール」と、協力・連携をしていきたいと考えています。
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こんにちは。兵庫県多可町で「森のようちえん」を主宰しているKANAです。
新年度が始まると、毎年卒園した子どもたちの顔を思い浮かべながら、元気に小学校に通っているかな〜と、私もわくわくソワソワして見ています。同時に、卒園した子どもたちが、自然へと戻れる機会を作りたい。いつでも安心して帰ってこれる場所を作りたい、とずっと思ってきました。
そしてもう一つ、この田舎でも学校への行きづらさを感じ、不登校になっている子どもが増えています。さらに、コロナ禍で子どもたちは一層大きなストレスに晒されているという声を聞き、「今やるしかない!」子どもたちが息抜きできる場所、やりたいことをやれる場所、出来ないことを出来たと喜べる場所を作りたい!と思い、この春、フリースクール「森の学校」をスタートさせました。
現在は、毎週木曜日の週1回フリースクールとして開催し、小学1年生〜中学3年生までの8名が登録してくれています。
過ごし方は、それぞれ心の赴くまま自由に。宿題をしたり、スケッチをしたり、焚き火をしたり、お昼寝したり…自然の中でゆったりと。帰り際に、女の子が「あ~、楽しかった」と満足そうな表情で一言。この「あ~楽しかった」と今日一日を感じ、幸せな気持ちになって帰ってくれたことがとても嬉しく、やはり開校して良かったなと心から思いました。
豊かな時間は、「何をしたか」ではなく、自分の心がどう感じたか?で決まるのかもしれませんね。こんな時間を、これからも沢山経験し、生きる幸せを目一杯感じてもらいたい。そして、自分の時間。自分の気持ち。仲間と過ごす時間や、仲間の気持ちを大切にしながら、一度しかない「今」を紡いでほしいと願っています。
森のようちえん「こころね」
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ご相談、質問などございましたら
「ココトココ」事務局までご相談ください。
「二拠点」経験者が、お話を伺います。
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