「能登半島地震-生活再建-」

1/2住む 都会と田舎の違い

みなさん、こんにちは。

地方と都会に二分の一住むという選択

ココトココ事務局です。

建物被害の激しい、重伝建である輪島の門前や、輪島朝市の火災現場。そして、七尾と能登島を支援活動している現場を確認してきました。

今回の能登半島地震は、報道されているとおり、地震・津波・火災・土砂崩れ等、何重にも被害が重なっており、しかも限界集落に大変な被害が発生しています。歴史ある古い建物は、残念ながら今回の地震では持ちこたえることができませんでした。しかしながら、一方で新しい住宅は問題ない家も少なからずあったことに耐震の重要性を感じた次第です。また、火災現場が本当に痛々しい輪島朝市は、阪神・淡路大震災の長田の風景と重なって見えました。本当に胸が痛みます。生活再建のために火災保険の加入は欠かせないと思います。

次に、住まいに被害を受けた方々の広域避難について、奥能登から金沢市の1.5次、2次避難所に避難している状況や、2次避難者の方に直接お話しを伺う機会を頂きました。1.5次避難所で大手旅行会社が2次避難(ホテル・旅館)の手配をしていました。しかし、3月16日北陸新幹線敦賀開業のため、2次避難先のホテル旅館の部屋を空けないといけない話を聞いて驚きました…((+_+))まだ、今後の見通しが立っていないのに、先に期限を区切られるなんて・・・。行政側も大変なのはわかりますが、さすがに対応できてない状況でした。とはいっても、行政批判するばかりでなく、自分たちでできることは自分たちで身を守る。自助・共助の取り組みは、やはり重要だなと痛感させられました。

改めて、火災保険・地震保険の加入や、備蓄・緊急連絡・避難行動の在り方を見直すとともに、住み慣れた住まいが被害を受けた時、どうすべきか。平時からの関係人口を上手く運用していけば、災害時の負担を少しでも軽減できる可能性のある二地域居住(デュアルライフ)について、今後も研究と実践を深めていこうと思いました。

ご相談、質問などございましたら

「ココトココ」事務局までご相談ください。

「二拠点」経験者が、お話を伺います。

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