「南三陸町ラーケーション」

1/2住む 都会と田舎の違い

みなさん、こんにちは。

地方と都会に二分の一住むという選択

ココトココ事務局です。

先日、7歳、5歳の息子たちも連れて、家族全員ではじめての東北-宮城県へ。ひさしぶりにお会いする方々との再会とともに、子ども達は震災遺構を見て「どう感じるのかなあ~」と、そのあたりも楽しみにして行ってきました。

南三陸町は、リアス式海岸を有する、海と共に暮らす町。水産資源が豊富で、自然豊かな地域です。2011年3月に、あのような大規模な災害が発生したとは、いまの町の風景を見て想像がつきにくいですが、さまざまな映像や写真に記録されているように、未曾有の被害を受けた現実があります。

まずは、民間の震災遺構である高野会館。当時の津波の高さを伝える遺構として、大変貴重な遺構だと思います。写真のように青い印のところまで津波が来たわけです。その場に立って見上げてみても、「ほんとに?」と疑ってしまうほど、リアリティを感じにくい側面もあると思います。子どもたちも、津波の高さや柱が曲がっているのを見て驚きつつも、関心は長く続きません、「早く行こうよ~」の声に、「しょうがないかな~」と納得しつつ、記憶の片隅に残ってくれることを期待して、次の場所に行きました。

次は、南三陸町の「防災対策庁舎」と、その隣にある「さんさん商店街」へ。防災対策庁舎は、役場職員が犠牲になった場所でもあります。かさ上げ工事から、防災庁舎と同じ高さぐらいを歩けるようになった不思議な感覚がありますが、この川辺に集う「かもめ」と、「海風」を体験しながら、震災のことや子ども達への想いを感じる時間となりました。

「さんさん商店街」は、海の幸の宝庫。子どもたちも「あれ食べたい、これ食べたい♪」のオンパレード。お土産も買いながら、山内鮮魚店の山内さんと記念写真。復興に先頭に立って走ってきた山内さんの姿は、全く変わらずでスゴイの一言です。

最後に、南三陸町歌津にある化石発掘を。2億年前後の化石がゴロゴロ眠る場所で、恐竜大好きな子供たちは、化石発掘作業に無我夢中!親の私より、植物やアンモナイト等の化石をたくさん見つけて、しまいには探し方を私に教えてくれるまでに(笑)子どもの適応能力は素晴らしいです♪

最近は、「ワーケーション」ならぬ「ラーケーション」という言葉もあります。家族で、自然と震災を楽しみながら学ぶ場所として、新しい南三陸町を見た気がしました。ぜひ、多くの皆さんに足を運んでいただきたいと思います。

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「ココトココ」事務局までご相談ください。

「二拠点」経験者が、お話を伺います。

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