民泊の空きを、災害時の「仮住まい」に。― ひょうご地域創生フェス「カケルDAY 2026」に出展します!―
みなさん、こんにちは。
地方と都市に二分の一住むという選択、ココトココ事務局です。
今回は、私たちが新たに取り組んでいる「ひょうご災害時民泊活用プロジェクト」についてのお知らせです。9月3日(木)、兵庫県が主催する「ひょうご地域創生フェス『カケルDAY 2026』」に、「ひょうご災害時民泊活用プロジェクト」としてブース出展することになりました。「カケルDAY」は、兵庫県内各地で地域活性化に取り組む人たちが集まり、活動を紹介しながら、新しい出会いや連携を生み出すイベントです。当日は神戸のKIITOホール内「19番ブース」で、私たちの取り組みをご紹介します。
災害のあと、「どこで暮らすか」
このプロジェクトを考えるうえで大切にしているのが、「災害から命を守った、その後の暮らしをどう支えるか」という視点です。災害が起きると、避難所へ逃げるなど身の安全の確保が最優先です。しかし、甚大な被害の影響で、自宅に戻れなくなった場合、その先には「次にどこで暮らすのか」という大きな問題が待っています。体育館などの避難所で長期間生活することは、特に高齢者や子どものいる家庭にとって大きな負担になります。また、仮設住宅が完成するまでにも時間が必要です。最近では、熊本地震や千葉の豪雨災害等、災害が、いつ、どこで起きてもおかしくない状態になりました。だからこそ、災害が起きてから住まいを探すのではなく、平時から「もしもの時に暮らせる場所」を準備しておくことが必要ではないかと考えています。

「民泊」を災害時の住まいに
兵庫県内には、空き家を活用した民泊施設が増えてきています。平時は旅行者や二地域居住者、地域を訪れる人たちを受け入れているこうした場所を、災害時には「二次避難先」や「みなし仮設住宅」として活用できないか。それが「ひょうご災害時民泊活用プロジェクト」の発想です。県内の民泊オーナーや空き家管理者がつながり、平時から受け入れ可能な施設や仕組みを考えておく。そして、いざという時には、被災された方が少しでも安心して生活できる「仮住まい」として活用することを目指しています。また、令和6年能登半島地震で被災者に「仮住まい」と「生活物資」を届ける活動を行ったYADOKARIプロジェクトとも連携し、単に「泊まる場所を提供する」だけではなく、その後の生活再建まで支える仕組みづくりを進めています。

平時のつながりを、有事の安心へ
このプロジェクトで、もう一つ大切にしたいことがあります。それは、災害時だけの仕組みにしないことです。普段から民泊を利用して地域を訪れたり、二地域居住をしたり、地域の人と交流したりする。このような地域と地域外の人との接点を担う地域活性化の拠点としても機能することが大切です。そうしてできた「顔の見える関係」があれば、災害時にも、「知らない土地へ避難する」のではなく、「知っている地域へ避難する」ことができます。ココトココがこれまで発信してきた二地域居住も、単なる「都会と田舎の二つの家を持つ暮らし」だけではありません。平時からもう一つの地域とつながっておくことは、災害時の「もう一つの居場所」をつくることにもつながります。平時は、旅・交流・二地域居住の場所。有事には、安心して暮らせる仮住まい。そんな「平時」と「有事」をつなぐ仕組みを、兵庫県内で少しずつつくっていきたいと考えています。
9月3日は「カケルDAY」へ!
今回の「カケルDAY」では、プロジェクトの活動紹介とともに、一緒に取り組んでいただける民泊オーナーや地域の皆さんとの出会いも楽しみにしています。民泊オーナーだけでなく、自治体、不動産・空き家関係者、地域団体、大学生、企業など、この取り組みに「ちょっと興味がある」という方も大歓迎です。公式ページでも、こうした幅広い方々とのマッチングを希望しています。
「災害時に民泊って、どう使えるの?」
「自分の施設でも協力できる?」
「二地域居住と防災って、どうつながるの?」
そんな素朴な疑問からでも構いません。ぜひ会場で気軽に声をかけてください!
ひょうご地域創生フェス「カケルDAY 2026」
開催日:2026年9月3日(木)
会場:KIITO
ブース:KIITOホール内 19番
参加は無料で、事前参加申し込みも受け付けられています。
https://hyogo-chiikisousei-collab.jp/kakeruday2026/#application-for-participation
ひょうご災害時民泊活用プロジェクト・出展紹介ページ
https://hyogo-chiikisousei-collab.jp/kakeruday2026/42_sato/
平時のつながりを、有事の安心へ。民泊や二地域居住が、観光や地域活性化だけではなく、誰かの暮らしを守る社会の仕組みにもなっていく。その第一歩を、兵庫から始めていきたいと思います。


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