日帰りでも通える都会と地方間の二地域居住
みなさん、こんにちは。
地方と都会に二分の一住むという選択
ココトココ事務局です。
「二地域居住」という言葉の定義は、人それぞれの解釈がありますが、このサイトで取り上げていきたいのは、「日帰りでも通える、都会と地方間の二地域居住」を主軸に考えています。その理由は、私が東日本大震災の復興ボランティアとして、被災地体験したことが大きな理由になっています。災害から家が倒壊し、避難所生活を余儀なくされた被災者が、次に移動する場所。それは仮設住宅です。
※宮城県南三陸町志津川中学校での仮設住宅
仮設住宅は、「建設型仮設住宅」もあれば「借り上げ仮設住宅(みなし仮設)」もあります。建設型仮設住宅は、近年さまざまな工夫が施され、改良されてきていますが、デメリットは建設費が高いこと。用地確保に時間を要すること等があり、大規模災害時には、すぐに仮設住宅に入居できない可能性があります。一方、「借り上げ仮設住宅(みなし仮設)」は、空き家や空き物件を利用するので、建設型に比べて低コストで短期間に入居可能です。災害時は、一刻も早い安心安全な環境に移行することが重要です。そのための1つ方法として、「日帰りでも通える、都会と地方間の二地域居住」があれば、平時はライフスタイルの向上につながるし、有事の際は避難先としても利用できるので、このような生活様式が拡がっていけばいいなと思い、研究と実践活動を行っています。実は、いまこの二地域居住の実証実験に向けて企画を練り上げ中です。社会に少しずつでも拡がるよう、微力ながら前に進めていきたいと思っています。
※南三陸町戸倉地区の仮設住宅
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「ココトココ」事務局までご相談ください。
「二拠点」経験者が、お話を伺います。
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